失業保険は、退職後に無条件で受給出来る制度ではありません。受給条件は、ハローワークでこのように説明されております。
(参考:ハローワークインターネットサービス「受給要件」)
こちらを踏まえて、具体的にどんなケースは失業保険をもらえないのか?説明していきます!事前に知っておくことで、当てはまることをしなければ受給出来ます!
1.失業していない場合
もらえない例
転職先を決めてから退職を進める方がほとんどですが、その場合は失業手当の該当にはなりません。
アルバイトは、週の労働時間が20時間以上・週の勤務日数が4日以上になると、支給されません。
2.積極的に就職しようとしない場合
もらえない例
これらの理由は、就職する意思があるとはなりません。
3.いつでも就職出来る能力がない場合
もらえない例
このような場合は、受給期間の延長申請をすることが出来ます。延長申請をしておけば、就職出来る状態になった後に手続きを行えば失業保険をもらえます!
4.積極的に仕事を探していない場合
もらえない例
求職活動をしていない場合は、積極的に仕事を探してないと見なされ、失業手当がもらえなくなってしまいます!
実績を作る為に転職サイトを利用しましょう!
ハローワークが認めた転職サイトに登録して面談を行うと、求職活動の実績となり、失業保険が受給出来ます!
5.家族の扶養に入っている場合
もらえない例
失業保険は、再就職を支援する制度です。扶養に入る場合は、年間130万円以内の収入制限がありますので、再就職が出来ない為もらえません。
健康保険により条件が異なり稀に認められるケースがありますので、一度家族の会社に確認してみてください!
健康保険手続きがよく分からない方はこちら
6.雇用保険の加入期間を満たない場合
条件
加入期間の条件は、離職理由により異なります。それぞれの条件は下記の通りです。
会社都合退職 | 雇用保険の加入期間 |
---|---|
特定受給離職者 | 退職日までの1年間で6ヶ月以上 |
もらえない例
自身が何に該当するか分からない方はこちら
☞【失業手当の内容は離職理由で違う!?あなたはどうなるのか解説】
まとめ
失業保険がもらえないケースは、失業していない場合・積極的に就職しようとしない場合・いつでも就職出来る能力がない場合・積極的に仕事を探していない場合・家族の扶養に入っている場合・雇用保険の加入期間が満たないの4つです!
何かに当てはまれば失業手当は受給出来なくなります。
失業手当の受給を希望する方は、上記に当てはまってしまわないように、退職日を迎え手続きを行いましょう!