転職を決意したけど、まず退職交渉?まず転職活動?どっちなんだろう?
退職を伝えるベストなタイミングは転職先決定後がベストです
転職先決定後に伝えるのが良い理由
転職活動後、現職残留する看護師が多い
「絶対転職する」と決めていた方も結果転職しなかったというケースは実際多いです…そんな方に多い退職理由は、下記の通りです
こちらの理由の方々は、転職の目的が、現職で叶わないことを転職先で叶える為です!つまり、叶えることが出来る転職先がなければ、結果転職しない方々です
こちらの退職理由の場合に起こる例を上げていきます!
勤務条件の向上
現職の年収600万で給与UPさせたくて転職を決意したけど、年収600万以上の求人は自宅周辺で他になかった
職場環境改善
設備が充実していないのが嫌で転職を決意したけど、他も変わらなかった
キャリアチェンジ
美容看護師になる為に転職を決意したけど、経験不足ですべて不採用だった
産業保健師になる為に転職を決意したけど、求人がなかった
もし、転職先が決まる前に退職が決定してしまうと、転職を失敗してしまうリスクが高まります
そうならないように、まず転職する目的を叶えることが出来る転職が出来るのか?を知る為に、転職活動を行いましょう!
退職を止められにくい
あなたが、看護部長でしたら、転職先が決まっている看護師or決まっていない看護師どちらの退職手続きを優先的に進めていきますか?
もちろん転職先が決まっている看護師だと思います
医療機関は看護基準も決まっておりますので、運営をしていく為に、退職の引き止めが上司の役目でもあります
なので、「転職先が決まっていないならあと1年は働いて欲しい」とお願いされてしまうことも多く、責任感が強い方は特に現職残留を選択されるケースが多いです
その為、転職先決定後に伝える方が圧倒的に止められにくくスムーズです
☞【強い引き止めで辞められない時に絶対退職出来る方法】はこちら
退職を進める流れ
でも、転職先を決めてから退職伝えたら順序が違うって怒られた話聞いたことある…
こちらは、あくまで受理する側の意見・理想であって順序は特に定められていません
定められていることは就業規則に必ず記載してあり、法人により異なりますが、基本的に1ヶ月前~3ヶ月前の退職申告が規則になっております
転職活動の前に伝えるのが良いケース
強い引き止めに合う職場
強い引き止めをされるかは、法人や看護部長・院長など受理する方によって異なります
なので、先に退職交渉を行った先輩や同僚に確認をしましょう!長期的な交渉が必要な場合は、事前に進めておく方が良いです
そうでなければ希望の転職先を見つけても、退職が出来なかった場合、転職活動が無駄になってしまいます
良い転職先が見つかるか心配な方は、まず転職サイトに登録して情報収集を行っておくことをおすすめします!全く情報がない状態で退職を伝えるより、ある程度の求人情報を知った上で、伝える方が安心です
少人数スタッフの職場
看護師が1人〜5人と少人数の職場や、極端な人手不足の職場は、1名退職する場合運営が出来なくなってしまう可能性があるので、より強く引き止められます
場合によっては、「あなたの代わりを採用するまで待ってほしい」と言われてしまうケースもありますので、何を言われても、現職に嫌われても辞める意思を曲げない方は、退職出来ます そうでない方は相当難しいです
なので、転職を検討し始めた段階で前もって言っておけば、その間で採用出来なかった法人の責任にもなりますので、事前に伝えておくことで、後々のトラブルを防ぐことも出来ます
退職をしなければならない場合
結婚を機に、他県に引っ越すことになりました
子育ての為に、今後はパートで働いていきます
上記の理由のように、転職するかどうかが転職活動の状況に左右されない必然性がある場合は、事前に伝えても問題ありません
まとめ
転職を成功させる為には、転職を進めていく順序も非常に大切です
基本的には、退職を伝える前に転職活動を行うことがおすすめですが、それぞれの看護師の方や職場の状況により、最適な順序は異なりますので、自身にあった進め方で、転職を成功させて下さい!