転職サイトを利用せず、自分で求人を探そうと思っている方もいると思います。ですが直接応募することによって生じてしまうリスクもあります。なので、今回は直接応募に潜むリスクをご説明します。
こころ
直接応募のリスクはズバリ、こちらの2点です
①入職後満足度が低くなるリスク
②条件相違のリスク
入職後満足度が低くなるリスク
転職サイトで得られる情報
- 採用担当からの情報
- 退職者からの情報
- 入職者からの情報
こころ
基本的に上記の情報が揃っているところが多いですが
新規オープンの求人や、スタッフが少人数の求人は、退職者・入職者からの情報がないところもあります
このように、転職サイトは3つの観点・直接応募は1つの観点と、情報量は圧倒的に転職サイトの方が多いです
皆さんは、求人情報をもとに転職先を決定しますので、情報量は1番重要で入社後の満足度に大きく影響します
こころ
誰からの情報で何の情報が得られるか?整理していきます
採用担当からの情報
看護師
と思う方も多いと思いますが、実はそうではありません!理由は2つあります
状況により開示する情報が異なる
転職サイト経由の場合
採用費用が高いので、入社後の定着率を気にします
せっかく高い採用費を出して短期間で辞められてしまうと、その採用費は無駄になってしまうからです
なので、良い情報ばかりではなく、悪い情報も事前に伝えることで、覚悟して入社してもらい、長期的に勤務して頂けるように、採用を行う傾向です
直接応募の場合
採用費は無料なので、退職されても損をすることはありません
現場は教育に時間を割かれて困りますが、採用担当の役目はコスト削減による人員確保です
なので、悪い情報はあまり伝えず良い情報ばかりを伝え採用をゴールにすることがあります
また、入社後は早期に辞めてしまうと、経歴に傷がついてしまうので、我慢して続けてもらえるケースも多いのも要因です
現場の生の声が分からない
採用担当は、事務の方や、看護部長であったりと、実際に現場で働いていない方が行っているケースが非常に多いです
なので、生の現場の声を把握しておらず、あくまで聞いた情報や憶測にすぎず、信憑性に欠けた部分があります
退職者からの情報
あなたが、転職相談をする時、現職の不満や退職理由を担当者に伝えるように、全求職者のこれまで勤めていた職場に対する不満(悪い点)に関して、転職サイトの担当者は聞いています
要するに、裏の情報や求人のデメリットの部分です
転職サイトの場合
求職者が入社することで、採用費用という売上が発生しますが、仮に早期で退職してしまった場合は、採用成功をしているとは言えませんので、売上金額を、採用側に返金する制度を行っているところが多いです
その為、早期退職になるリスクがあるところには入職をしてもらいたくありません
なので現場の生の声であるマイナスな情報も予め開示してくれるところも多いです
直接応募の場合
基本的には、採用担当や看護部長としか接点を持たない為、現場の生の声であるマイナスな情報を集めることは出来ません
入職者からの情報
あなたが転職サイト経由で入社後、転職サイトから感想を聞かれるように、入職者からの情報を集めています
入職者からの情報で分かるのは、受け入れ体制や、ギャップに感じた部分などです
転職サイトの場合
受け入れられた側の意見なので、自身の立場に近い情報を得られます
直接応募の場合
採用担当からの情報は、あくまで受け入れ側の意見であり、自分の立場に近い情報ではありません
条件相違のリスク
転職活動を行うとき、配属先や希望の休み・勤務時間など様々な希望条件があると思います
転職サイトの場合
転職サイトが仲介する為、採用時の条件の把握をしてくれますので保証人のような存在となります
なので、採用時の条件と入職後の条件が異なった場合は、採用時の条件を証人してくれますし、その条件で雇用されることを交渉してくれます
直接応募の場合
直接のやり取りの為保証人はおらず、自分と入職先双方のみの約束です
入職後の力関係としては、雇用主>従業員になることが多いので、採用条件が違ってもそれが言えなかったり、転職サイトのように第三者から伝えてもらったりと採用時の条件で働くことを交渉してくれる方もいません
まとめ
情報量は転職サイト>直接応募となりますので、多くの情報で判断出来ることによってリスクも低く出来ます。
貴重なアドバイスも聞けるので、まず転職サイトに相談して求人情報を収集することをお勧めします。